ホタル保護区域PRによる自然環境改善事業 (南町ホタルの会)
各務原市まちづくり活動助成金 令和7年度交付事業の活動の様子を紹介します。(レポートの内容は、事務局の取材や団体からのヒアリングなどをもとに作成しています。)
まちづくり活動助成金 令和7年度事業
スタート助成1年目
事業概要
地元大安寺川の河川清掃への参加呼びかけを目的として、河川に「ホタル保護地」であるとの広告看板を設置する。
予算
- 総事業費 162,092円
- 助成金交付申請額:100,000円
- 用途:単管パイプ、単管キャップ、直角クランプ、DC打ち込みミサイル、砂利、砂、コンクリートブロック、ステンレス六角ボルト・ナット、無地看板の板、看板印刷、デザイン代、揮毫料
ホタル飛翔時効果測定(令和7年5月28日)
5月28日(水曜日) 午後7時〜8時
南町ホタルの会メンバー3人が、大安寺川中流域(権現橋とJR・名鉄高架橋の間)に設置した「ホタル飛翔」の絵看板と、「ホタル舞い舞い」の文字看板の周辺で、ホタルの飛翔数のカウントと、鑑賞者にゴミ捨て防止意識やホタル保護意識の周知徹底効果のヒアリングを行いました。
午後8時前後、看板設置場所近辺から鵜沼古市場町までの区間で、ホタルがたくさん飛翔しました。スマホを手にした多くの皆さんが、闇夜に舞うホタルを鑑賞しました。
道行く通行人に看板について聞くと
「最近設置されましたよね。このホタルをみたら、ゴミは捨てられませんよね。」
「前からある看板も、新しい看板も、知っているよ。僕は古い方がすきだなぁ~」
「地域の住民は、この看板を見れば、絶対にゴミはすてませんよね。」
「ベトナム語で書かれた看板の方も効果が出ていますよ」
「ホタル舞い舞い、はぴったりだね~。ゴミ捨て禁止効果は出ていると思いますよ。」
と話されました。
ホタルの看板の設置 (令和7年4月27日)
4月27日(日曜日)、南町ホタルの会が、大安寺川中流域(権現橋とJR・名鉄高架橋の間)において、「ホタル飛翔」の絵看板と、「ホタル舞い舞い」の文字看板を立てました。
ホタル飛翔の絵看板のデザインは、愛知県・岐阜県で活躍する「インクポット」こと伊藤善視氏に依頼したものです。南町ホタルの会メンバーは「ホタルのように見えたり、ホタルに見えなかったり、見た人が一体何だろうと思って頂くことが必要なのです。見た瞬間、注意を引くことが狙いです」と話しました。
またホタル舞い舞いの文字は、関市で活躍する書家の田中靖幸氏に依頼したもので、南町ホタルの会メンバー曰く「子ども達が口に出しやすい言葉を考えてこの文言にしました。」
看板を立てるにあたり、支柱を埋め込む穴を掘る作業も、砂利・砂・セメント・水を混ぜてコンクリートを作る作業も、南町ホタルの会のメンバーが行いました。支柱を支える足場をコンクリートで固めて当日の作業が終了しました。終わりの会では、今後の助成金事業活動の内容確認(5月下旬からホタルが飛翔するので、ホタル飛翔数のカウントと、現場で鑑賞者に看板の周知徹底効果を直接ヒアリングする)を行いました。
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